捻挫・打撲・挫傷(肉離れ)
通称うちみとも呼ばれます。
程度の軽いものから全身打撲等重症のものまで、広範囲にわたります。
四肢の軽い打撲の場合には、氷や水で患部を冷やしたり、冷湿布したりし安静にしておくだけで治ることも多いのですが、重度の場合は広範囲の大量な皮下出血、皮下軟部組織ばかりでなく、骨膜まで損傷を受ける事もあります。
また四肢以外の打撲では内臓まで損傷が及ぶことがあるので判断には十分な注意と治療が必要になります
【応急処置】
手・足の場合はまず氷や冷水で冷やし、冷たい布等をあてて患部を固定します
また時間の経過とともに痛みがひどくなり又腫れが増強するようなら必ず専門の処置が必要です
頭部打撲の場合は要注意です
とりあえず意識がはっきりしていればまずは一安心ですが、その後頭痛や吐き気が出てきたらすぐに専門医療機関に受診しなければなりません
又腹部打撲の場合内臓損傷の疑いがあるので同様です
捻 挫(急性)
捻挫とは関節付近の靭帯や関節包、毛細血管を傷つけたり切れてしまった状態をいい、特に運動時または転倒した際起ります。
症状は関節付近の腫脹、内出血による皮膚の色の変化、激痛で関節を動かすのが困難になる場合もあります。(寝違え、ぎっくり腰も含みます)
【応急処置】RICE(ライス)と覚えておきましょう
Rest (安静) 患部を動かさない
Icing (冷却) 患部を冷やす
Compresstion (圧迫) 包帯・テープ等で圧迫する
Elevation (高拳) 患部を心臓より高く挙げ安静を保つ
挫 傷(肉離れ)
運動中瞬間的に筋肉の伸ばしすぎや屈伸により急激に筋肉に牽引力が働き、筋肉の組織である血管や筋繊維が切れたり裂けたりして起こる症状です。
その結果として筋肉にしこり(硬結)や陥没が起きることもあります
【応急処置】
患部を冷やす
患部を包帯、テープ等で固定し安静に保つ
※柔道整復師財団ホームページ参照
当院の施術方法
捻挫・打撲・肉離れに対して靭帯の回復、炎症の抑制、傷ついた筋肉を回復させる効果のある「ハイボルト治療」「テーピング」「アイシング」「鍼灸治療」などを用いての早期回復を目指します。